やるぜ徹底的にリサーチだ!
論文を書いたことのある人は身にしみているものと思いますが、先行研究を網羅するのって非常に難しい作業です。いくら検索しても何度も文献を読んでも、必ずどこからか漏れが出てくる。己のリサーチ能力のなさに失望するのであった。
そんな悩みを解決してくれそうな本が出版されたのです。
▼目次
キーワード:リサーチ、調、探、検索、司書
▼Impression
▼過去記事
『調べる技術: 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』
皓星社より、小林昌樹「調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス」が12月9日(金)発売。
— びいどろ書房 新刊マンガなどを紹介 (@biidoro_) 2022年10月30日
⇒ https://t.co/5KvluhR1Tj
原稿のチェックや論文執筆など、仕事でも趣味でもちょっとした「調べもの」をする際に、キチンと答えを出すにはどうすればよいのか、その実践的な技術を公開。
これ、司書だけでなく日頃から調べごとある人は読んで損はないのかも。情報調査能力はかなり格差があると思ってる。 https://t.co/Jit5qmTLI2
— あそびん(景元) (@hageaso) 2022年10月31日
今日印刷所から『調べる技術』が届きました! 実際に店頭に並ぶのは来週末以降になりますが、『調べる技術』をよろしくお願いいたします!! pic.twitter.com/ypkXNKEf11
— 皓星社 (@koseisha_edit) 2022年12月1日
先日『調べる技術』著者の小林さんと対談して、
— 読書猿『独学大全』14刷26万部(紙+電書) (@kurubushi_rm) 2022年12月3日
・他人が調べる過程を見るのはとても勉強になる
・紙の参考図書の時代は司書と利用者の間でもこれが自然に行われていた
・データベースの時代以降、検索結果だけを見せるようになってない?
という話が出ました。 https://t.co/9fOs4Wk97h
「こっち(利用者)としては、今どんな検索語を使ったのかを見たいし、できたら司書さんの頭の中で、今何が起こったのか(なんで/どこから、その語を/資料を思いついたのか)を知りたいんですよ」と。
— 読書猿『独学大全』14刷26万部(紙+電書) (@kurubushi_rm) 2022年12月3日
『調べる技術 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』の著者 小林昌樹さんとの対談2回目が公開されました。
— 読書猿『独学大全』14刷26万部(紙+電書) (@kurubushi_rm) 2023年1月3日
私が小林さんを「調べものの師匠」と呼ぶ理由など、調べものの具体的なお話しています。ぜひお読みください。https://t.co/94nLDN8lFD
読みました。
『調べる技術: 国会図書館秘伝のレファレンス・チップス』読みました。調べものの専門家といえる司書の方による著書。正直なとこ読みにくい! 数割しか理解できない。ただし、その数割が金言となりました。 pic.twitter.com/e1x8CzMLpH
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
読みにくいと感じたのは
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
・人文学系?の調べもの症例が多いため、紹介されてるツールが自分には直接的には役に立たない
・専門用語に馴染みがない
・メルマガ連載をまとめた構成のためか単書としての流れが無い
具体例を一つ上の次元でメタ的に解釈して、各々で抽象化して自分の専門領域に応用するのを読者に求められるんだよな。万人受けはしない、刺さる人には刺さる本。いいねぇやってやろうじゃないって気持ちになった。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
考えてみれば日常でも「ボタン電池が欲しいな〜」ってなった時に「コンビニにあるかな、いやホームセンターに行かないとないかも」みたいな思考をしてるわけで、調べたいテーマによってgoogleで探すか、PubMedで探すか、図書館に行くかなど、自分で探す場所を能動的に変えるのが有効なのだな。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
論文関連の役に立つと思ってこの本を読んだわけだが、そもそも医者の仕事が「調べもの」であると気づいた。患者の話を聞いたり体を触ったりして調べることで原因を探すお仕事。検索ワードを工夫するとgoogle先生が急に優秀になるように、調べる技術の豊富さはマストなスキルである。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
「ありません」ではなく「見当たりません」と回答せよ
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
これ明日からぱk…真似しようと思った。見逃したのではなく、今の条件では見当たらなかった。場所を変えれば、時間をかければ、人を変えれば見当たるかもしれない。今の条件では という意味を持たせたい。
検査したけど陰性だったことを「捕まえられなかった」と表現している医師がいて格好いいと思った。
併せて読んだもの
『頭の良い人がやっている「調べ方」究極のコツ 仕事も人生もうまくいく!』も読みました。齋藤孝氏は自分にとっては3色ボールペンの人。あんまり新鮮な情報は得られなかったけど、それは既に実践できてるからと自信を持つこととしました。 pic.twitter.com/4bxUogzqUJ
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
先のツイートの出典はこの著書。論文とか著書とかブログ記事をメチャ出してる人って凄いようでそれなりのコスパのための「型」があって、この本も型で形成された機械的な一冊に過ぎないのだろうなぁと感じた。けど、まぁでも同じ著者の本を複数読む人の方が少ないしな…。https://t.co/XTbvdpHrUu
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
調べものの手法として「定点観測」があると知れたのが学びであった。時系列を知りたい時は場所を同じにすればよいのだな。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月23日
実践例https://t.co/xNMkCrQyZC
日常で「調べる」してますか?
国民ほとんどがスマホを所持して、いつでもどこでも同じインターネットに接続できるはずなのに、人によって視えてくる世界は異なるものです。
病院にいると「わからない言葉があったらスマホで検索する」行為が高偏差値ってわかるよね。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2019年8月21日
私が身近で「信用できるな」と思える人は、検索への閾値が低いです。疑問に思うことがあれば、自然に検索し、自然に解を得て次の話題に移ります。せっかくスマホを、インターネットを握りしめているのですから、宝は腐らせないようにしたいですね。
後輩すげーなと思った瞬間。
— たか@脱デブ (@taka29009) 2022年9月1日
開発言語で分からないことがある場合
後輩→Microsoftの公式サイト
僕→誰が書いたかわからないブログ
こーゆー小さな事の積み重ねで差が付くんだなと実感。
「授業では教えない~」
— Tapkaara (@Tapkara) 2021年12月22日
「学校では教えない~」
「教科書では教えない〜」
って枕詞のようにつけたがる風潮、なんとかならんのか。貴方には学校や教科書で教わることが全てか?それ以外に興味持って自発的に調べようとする姿勢がないのか?
子供の頃、分からない言葉とか知らない植物のことをお母さんに聞き「んじゃ辞書で調べてみよっか」とか「図鑑で見てみよっか」みたいに言われると、「こいつ、俺を"学習"させようとしてるな」と敏感に察知するかなり賢い子だったので絶対に調べず、かなり馬鹿だった。
— セロトニン・マン (@penzeroni20) 2021年4月27日
「クリップスタジオペイントはこういう時に便利な機能があったはずだけど今は調べてる時間がないしこの修羅場を乗り切ったら必ず勉強しよう」
— やしろ醤油 (@yashirosyouyu) 2021年3月16日
↓数ヶ月後
「クリップスタジオペイントはこういう時に便利な機能があったはずだけど今は調べてる時間がないしこの修羅場を乗り切ったら必ず勉強しよう」
妻がスプラ3をやり始めたけど分からんことすぐ調べたり講座動画見て実践するからマジで偉いねって伝えたら「普通調べるでしょ?」
— トガシ (@Togashicaro) 2022年10月21日
みんな意外と調べんもんだよって伝えたら「その人強くなりたくないんじゃない?」
怖くて泣いちゃったよね
これを知らない人から「そういうのどこで勉強したの?」と言われることも多いが、基本的にこういうのに詳しい人間は勉強したから身についたのではなく『いちいち右クリックしてコピー選ぶの手間ァ〜ッッ!!楽にしてェ〜〜ッッッ』という発想から調べて身につけてるパターンが多いんよね https://t.co/CjQckr2ieS
— タタミン (@tatamin_ttmn) 2023年3月1日
旦那には旦那が知らないことを私が教えると「へえ」とか言いながら必ずネットで確認する癖がある。先日もタバスコを日本に広めたのはジャイアント馬場なんだと教えたら早速調べやがったので、私の言うことがそんなに信用できないのかとついに怒ってやった。アントニオ猪木だった。
— 紺 (@kon_iro28) 2023年2月25日
「ザルを3つ重ねても水は汲めない」っていい表現だな.昔からある言い回しなのかなって思ったけど,検索してもとくに引っかからなかった.(『マンデーランチビュッフェ』vol.28)https://t.co/olUKCE52E1 pic.twitter.com/mEWYHXO35Y
— optical_frog (@optical_frog) 2019年11月26日
昨今のGoogle検索はクソ情報の山に押し流されて使い物にならなくなったと言いますが、「役に立たない情報」を調べる限りでは全然問題ないんですよね。18世紀後半のフランス12ポンド野砲の散弾の弾子数とかはすぐに分かるのに、現代の家電とかを調べようとするとゴミの山がお出しされるというヘンな状態
— えすだぶ@C101二日目東3ア50b (@FHSWman) 2022年8月2日
「役に立たない情報」はクソ情報サイトで記事が書かれることもないので、そういう情報の世界ではまだかつての古き「インターネット」が残っているわけですね。必ずしも正確だとは限らないけれど、少なくとも誠実であろうとはしていた頃の世界が
— えすだぶ@C101二日目東3ア50b (@FHSWman) 2022年8月2日
【順次】落とし物情報を全国一括で検索可能に、警察庁が5年かけシステム整備へhttps://t.co/lxbySYnsQl
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年11月10日
都道府県警ごとに管理していた情報をまとめてデータベース化し、落とし主は全国で拾われた落とし物(拾得物)の中から検索できるようになる。改正案をまとめ、一般から意見を募る。 pic.twitter.com/YPpe2GjU9x
調べ物マインド&テクニック
卒論指導をしていると、学生の検索能力が意外に低いのに驚くことがある。全然見つかりません〜とよく泣きつかれるが、私が検索してみたらすぐ見つかることが多い。実は検索してなかったんじゃないかと疑ったが、そうでもないようだ。不思議だ。うちだけの現象だろうか。
— 足柄(個人の感想です) (@asigaranyanko) 2022年11月24日
3年生までは「今の時代は検索したらすぐ出てくるので〜」と言ってた学生達が、実は検索にもスキルが必要というのを知るのは良いことだ。だが逆に、これまで何を検索してわかったつもりになってたんだよとも思う。そして、情報を見つけたからそれで終わりじゃないんだよと言ったらみんな目をそらす。
— 足柄(個人の感想です) (@asigaranyanko) 2022年11月24日
よく「○○についての文献・史料が見つかりません」という質問を学生から受けます。僕は「まずもって僕らが思いつくことはすでに誰かが研究しています。だから基本『ある』前提で考えてください。では何故、見つからないのか。それは打ち込んだ検索ワードのピントがズレているからです」と応えます。
— オッカム (@oxomckoe) 2022年1月2日
つまり知識とか構造の理解がないと検索はできないのです。僕が一流の研究者の方々とお仕事をご一緒した時に驚嘆するのは、そのえげつないまでの検索能力です。Googleから引っ張り出す力は、知識に比例します。だから普段の学習や読書がとても大切なのです。本読まないとググることもできないのです。
— オッカム (@oxomckoe) 2022年1月2日
修士の頃「ググったけど出てきませんでした」って助教に相談したら「うそつけ」って言いながら彼もググり始めて「これとかそうなんじゃない?」と見せられたWebページがドンピシャな内容、みたいなことはよくあった。どんな単語でググったか見せてもらうと、やっぱり俺の頭にはない検索用語だった
— ふくさんのグッドフクサニティ賞 (@fukusanity) 2022年12月3日
なんかその時に「絶望的に違う」とは思わなかったんだけど、やっぱり少し知ってないとその単語は出ないよな〜というような差分だったような気がする。調べながら知識を深めて検索単語をアップデートしながら探す、みたいな動作が必要やね
— ふくさんのグッドフクサニティ賞 (@fukusanity) 2022年12月3日
恥知らずな男なので「ちょっと見せてください」っつってパソコンを覗き込んだ覚えがある。料理人は皿洗いの時に皿に残ったソースから味を覚えるというが、私は先生の検索履歴から学ぶものが多かった
— ふくさんのグッドフクサニティ賞 (@fukusanity) 2022年12月3日
誰かにサーベイ結果をシェアするときは情報単体だけではなく「どうやってその論文を見つけたか」を教えると喜ばれる。10本論文はそういう過程を共有できるので、スライドだけではなくサーベイしてできたマップを見せると良い。全体にストーリーがあるとなおよし https://t.co/TSH1yB3VDt
— ふくさんのグッドフクサニティ賞 (@fukusanity) 2022年12月3日
勘違いしている人が多いっぽいけど、「分からないことを検索ワードに落とし込んでGoogle検索をし、答えを見つける技術」はかなり高度なスキルです https://t.co/oDA0mJbB0D
— tamsco274 (@tamsco274) 2022年2月15日
ここ1年ぐらいでわかってきたんだけど、学生達にとって、図書館で教科書を複数冊探してきて、読み比べながらその分野のだいたいの相場感を勉強しつつ入門していくって作業がハードル高いんだな。
— Oda, Hajime (@odahajime) 2022年11月26日
自分が詳しい分野だったら大抵は初見でも「あれ調べればいいな」とアタリをつけられるけど、未経験分野は大抵最初「何を調べればいいかも分からん」状態が普通。僕は博士で新しい事にチャレンジする経験を豊富に積んでおいたので未経験の研究テーマでもしっかりと「まじで何もわからん」状態になってる
— みのん (@min0nmin0n) 2021年6月24日
大学で身につけられる最大のことは、専門よりも「調べ物が自分でできるスキル」が身につくこと。ホワイトカラーの仕事をすると、工学部出身なのに法律を調べたり、文系学部出身なのに機械部品を調べなきゃいけないとかあるわけで、独学で自力で知識を身につけられないと仕事にならない。
— Fujimori Express(重慶藤森) (@feihsian_shige) 2021年11月23日
うちの哲学科の教授「何でもネットで調べられる時代に、皆さんに哲学書を読ませてテストをするのは2つ理由があります。1つ、知らなければそもそも検索できないから。2つ、それくらいは検索しないで暗記しているくらいじゃないとろくな思考が出来ないからです」
— でらのさぶ (@Deradera609) 2019年11月9日
ど正論。 https://t.co/5x2ReWgwhi
妻に対して「パソコンを使いこなせるかどうか、検索エンジンを使いこなせるかどうかの差は、黎明期から触っていたかどうかが大きくて、AI も今まさにそういうタイミングだと思うので使ったほうが良いと思う。自分は ChatGPT Plus に課金した」と偉そうに語った私が最初に入れたプロンプトがこちらです pic.twitter.com/aNgSvNSAwX
— Takuo Kihira (@tkihira) 2023年3月17日
場所を変える
欲しい物を購入するためにコンビニへ行くか、スーパーにいくか、ホームセンターに行くか、家電量販店に行くか、日常で無意識に使い分けているように、調べたいテーマによってgoogleで探すか、PubMedで探すか、図書館に行くかなど、自分で探す場所を選ぶこともテクニックです。
「〜〜は戦前にはなかった」系のデマはいま国会図書館デジタルコレクション全文検索のおかげでものすごく簡単に調べがつくようになった。これはすごく大きいなと感じる。
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」「天皇を旅する地図」 (@katsunomisanzai) 2023年3月1日
「乾杯」を検索してみると、明治時代の本に「西園寺公望が伊藤博文のために乾杯をあげた」という一文が拾えます。 pic.twitter.com/kF65eR6RQJ
資料を探すとき~
— 遊牧民@候選 (@Historian_nomad) 2022年8月15日
・ググる
・wikiる
・ciniiで「大学図書館の本を探す」で検索する
・ciniiで論文を検索する
でだいたいすみます
「検索するためのワードがわからん」というときにwikiや概説書が役に立ちます(出てきたワードでひたすら検索をかけたおす
専門分野で英語論文を検索しようと思って躓いたのが、英語でのキーワードが分からないことだった。関連しそうな論文を一編とにかく読み込んで英語圏での表現を叩き込むしかないと学んだ。そして、英語表現でも割と表現に揺らぎがあると気づいた。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2021年3月25日
医学分野で特定の症例について調べたい時は、PubMedを開くより先に医中誌Webを検索した方が良いと思った。理由はPubMedは英語で医中誌Webは日本語だから。これに尽きる。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月12日
我々は日本人なので、英語での適切な検索ワードが設定できない。同じ疾患や概念でも微妙な表記揺れがあり、PubMedでは少し単語を変えて検索しただけで別の世界が広がっていることがある。医中誌webでは表記揺れに寛容な部分があるようで、検索漏れが減る印象を受けた。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月12日
日本語の文献は英語論文より早く数を読めるので、効率よく知識を増やしやすい。すると、当初は検索候補に挙がらなかった単語が判明することがある。また、英語のAbstractや英語論文の引用があれば、適切な英語を用いてPubMedを検索すること可能になる。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月12日
あと、医中誌Webでは病院単位の症例報告や、マイナー雑誌のコラム的な論文も引っかかる。これらはトップ雑誌と比較すると査読が甘いと推察され、内容の吟味が必要だが、自由かつ斬新な発想が考察されているものもあり、自分が考察の方向性に迷った時のネタになりうる。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月12日
昔はグーグル検索に絶対的な信頼をおいてたけど昨年のアルゴリズム変更で医療系の検索は本当に崩壊した気がする。医学系のことを調べる時はmicrosoftのbingの方がピンポイントで欲しい情報が出てくるのでおすすめ。https://t.co/9cQGmtcuNi
— つねぴー (@tsuneeet) 2018年11月23日
医療情報
— えらいてんちょう (@eraitencho) 2017年11月27日
・検索ワードのあとに<.go.jp>(政府系サイト)か<.ac.jp>(大学系)をつけて検索する。
・医師会や中規模以上の病院のサイトを見る。
・Naverまとめ、Toggeter.、Wikipediaダメゼッタイ。
・キュレーションサイトは医師監修でもダメゼッタイ。
・出てこないものは定説ない。病院いけ。
Chromeで検索するときの超絶便利な機能なんですけど、これ使うと調べ物がめちゃくちゃ捗るのでオススメです。
— ニカイドウレンジ (@R_Nikaido) 2022年12月30日
動画を検索するとき、「Youtubeにアクセス → Youtube内の検索窓で検索」という2アクションが必要ですけど、それが1アクションで検索できるのよ。 pic.twitter.com/qxBiZf7fpa
設定はここでできます。
— ニカイドウレンジ (@R_Nikaido) 2022年12月30日
Chromeの設定 → 検索エンジン → 検索エンジンとサイト内検索を管理する → サイト内検索
ここに、キーワードと検索URLを設定すれば使えるようになります。自分はこんな感じでサイトの頭文字を設定してます。
ただ、設定がちょっとややこしいんすよねこれ。 pic.twitter.com/UcTdpMA32L
全絵を描くアカウントに知っていただきたいんですが、動物描くときアホほど画像検索したり図鑑みたりすると思うんですけど、それよりもNHKアーカイブス→動物の名前で検索かけた方がよっぽど良い作画資料がみつかります。
— なぷ(720) (@saltsalmon720) 2021年5月12日
イノシシを探していた女より。
「動画の端々に散りばめている古い絵や写真はどこから探して来るのですか?」という質問を頂いたので、著作権フリーのレトロ素材を無料で大量発掘できる方法を共有しておきます。動画制作だけじゃなく文章や絵を描く時にも私は重宝してます。まずアクセスするのは→ pic.twitter.com/lVL0cIy7S4
— 好事家ジュネ (@DilettanteGenet) 2023年2月24日
InternetArchive。例として「マリー・アントワネットが生きた時代のドレス」を検索してみます。
— 好事家ジュネ (@DilettanteGenet) 2023年2月24日
「画像」を選択し検索欄に「dress」と入力。左の検索欄からさらに細かくフィルタリングすると(今回は年代を指定)、全体像から衣服のパターンが分かる分解写真、装飾の拡大写真まで出て来ました。→ pic.twitter.com/qIQu3N5okV
データ量が膨大すぎて絞るのが大変な時は、InternetArchiveは「アーカイブ公開している機関」を把握するための目録として使い、各機関のサイトに飛んでから検索するとスムーズなことがあります。私がよく使うのは
— 好事家ジュネ (@DilettanteGenet) 2023年2月24日
NY公共図書館https://t.co/ft3W42iPOs
メトロポリタン美術館https://t.co/uedx7cSmso
昔はPinterestで資料検索してたんですが、出典が不明慮なので素材として引用できないし「18世紀のドレスだと思って真似して描いたら全然違った」みたいな事故があったんですよね。
— 好事家ジュネ (@DilettanteGenet) 2023年2月24日
この検索方法は画像を横断検索できて、博物館や図書館が精査した正確な出典情報(年代や場所など)まで知れるのが強い。
NAVERまとめがなくなって1年経つけど、まだ1回も困ってないな。
— 🐑🚶♂️ (@hitsuayu) 2021年9月19日
Yahoo!きっず、余計な広告やニュースなどが表示されない穏やかで優秀な検索エンジンであることに最近気づいた pic.twitter.com/icFsakMNaK
— 北向ハナウタ (@1106joe) 2021年7月8日
最近ググると山のように出てくるアフィリエイトブログが邪魔くさくてで辟易してるって話をしたら、その手のブログをいかがでしたかブログといい、「“いかがでしたか”でマイナス検索するといい」と教えてもらって、次の元号を生き抜く知恵を身につけた。
— 298🍖 5/4東3ア41b (@15_298) 2018年12月12日
Twitterで「from:自分のアカウント名 最高」で検索すると、過去に自分が「最高!」と感じたことばかりがズラリと表示されてかなり嬉しくなるので、つらくなった時とかにやってみてください
— ヤング (@yesyesyoung) 2020年11月14日
テーマをずらす
探しているものを直接探すのではなく、それが使われる状況はなにか、それによって変化するものはなにか、対になる概念はどうか、などスコープをずらして、間接的に探すのも役に立ちます。個々人の発想力が試される部分ですね。
これイラストでもよくあるなー
— 令間 (@Remankamuy02) 2022年11月30日
例えば和服キャラの腕を上げたポーズを描くのに「着物 袖 腕を上げる」で調べてうまく出なかったり、ポーズ集の書籍をわざわざ買ってる人をよく見るけど、
それより着物で腕を上げる状況を考えて「小鼓 演奏」とか「舞囃子」とか「マツケンサンバ」とかで調べた方が良い https://t.co/6JrUnwsHlA
あと検索にひっかけるためにあえて専門用語を使わないとか 厳密には間違いでも大勢の人が一番言ってる通称で検索した方が出たりする
— 令間 (@Remankamuy02) 2022年11月30日
色んな原因が組み合わさって「検索しても出ない」って状況になるんだと思うけど、検索力ある人がガンガン情報を見つけられる現代では自己成長に顕著に影響あると思う
あと、それを高画質で撮ってwebにアップする状況っていつだっけ?って考えると服の写真が見たいだけでも芸能人の名前とか、人気スポーツ競技の名前とかを指定したほうがよく出るときもある
— 令間 (@Remankamuy02) 2022年11月30日
構造が知りたいときは手芸サイトの型紙図を見たりフリマサイトにある状態確認用の拡大写真を見るときもあるな〜
これ、「答え(例:マツケン)を知らないから調べられない」と言われがちですが
— 令間 (@Remankamuy02) 2022年12月1日
手詰まりした時に方法を変えられないのと、知らないことを知ってる情報で分解できない(その着想がない)というのが多分原因で、それが検索力かもしれないですね
知らないものを見つけるのがそもそもの検索の意義だと思うので
シチュエーションを想像する。
これは俺流の問診なんだけど、煙草について問診する時、「喫煙歴」つまり「煙草は吸っていますか?」ではあまり正確なことが聞けない事がある。
— おーちゃん (@Ochan78) 2023年2月23日
だけど「禁煙歴」つまり、「いつ煙草をやめましたか?」ときけば、喫煙について詳しく分かる事が多いかな。
同じことを別の表現で。
一時期、ちょっとお高いサバ缶やツナ缶にハマったんだけど、後始末が面倒でやめちゃったんだよね。でもどんどんコンビニ弁当が価格上昇傾向なので、金銭面でも栄養面でもサバ缶+パック飯を再開したい。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月15日
つけおき&ゴミ収集日までの保管ができそうなフタ付きのなんかいい感じの容器を探してみようかしら。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月15日
思い立ったが吉日なので、ペットショップに来ています。ニオイ対策に強い分野と予想して。アウトドアや介護の方も回りたい所存。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月15日
実践例。
昨日ソシャゲにログインしたかどうかの記憶がなくて困ったが、ログボ受け取り履歴を見れば分かると気づいた時は気持ちよかった。ログインしてなかったと判明して一転最悪の気持ちになった。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月14日
自験例。
諦めない
■ドラえもんの詳細不明画像
— THEつぶろ (@THEtubro) 2023年4月7日
『スネ夫が自慢話をするときに流れている曲(フル)』という有名な動画に使用されている1枚の画像。
マーライオンの背景をバックに、ドラえもん達がタケコプターで飛んでいるという一見普通の画像だが、誰もこの画像の出所がわからないという。 pic.twitter.com/dkZnOMLgDB
■ドラえもんの詳細不明画像(続編)
— THEつぶろ (@THEtubro) 2023年4月30日
以前ツイートした詳細不明の画像について進展があったので、ご紹介。
情報集まり次第またツイートします。 pic.twitter.com/VKBcVcoaJw
司書というお仕事
上記の著書の著者は司書という仕事をしている方のようです。
イメージ図
司書の仕事をどう思ってるのかは知らないけど、もし貸し出しとかの業務としか思ってないならそれはバイトさんです。
— SHIYO (@SHIYO1425) 2022年11月14日
司書は貴方の言うデータベース化の仕事とレファレンスが主です。膨大な量の書籍からこういう本が欲しいというふわっとした要望に回答するのが司書です。Amazonは https://t.co/07peuR48yZ
司書達が分類したものを参考にジャンル分けして表示してるだけなので、全部Amazonに委託したら貴方の欲しい書籍は永遠に見つかりません。タイトルが完全に分かっていれば別だけど…。
— SHIYO (@SHIYO1425) 2022年11月14日
図書館で「目に見える仕事」してる人は殆どがバイトさんで、司書は裏の仕事ばかりしています。
論文探しを頼むという発想が皆無だったんだけど……できるの!?
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2022年9月8日
医学文献検索をラクにする「司書の使い方」とは-小嶋智美・インディペンデント・ライブラリアンに聞く◆Vol.2
「かかりつけ司書」を持つ効果、司書は研究全体をサポートする専門職
2022年6月4日 (土)https://t.co/b5BR5YrvzD
ぐら子出身大学には司書と呼べる人物がいない(本当はいるのかもしれない) pic.twitter.com/C2XGB99iYr
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2022年9月8日
図書館司書見習いになって本の貸し出しをやっていく『市立カクレザ図書館』やってるけど、利用者の貸し出し本だけでその人物の嗜好や性格や今置かれてる状況が見えてくるのが凄く面白い。「この子はたぶん恋してるんだな」とか薄っすら分かってくる。このシステムが図書館とここまで相性良いとは。 pic.twitter.com/Wt5dslAM0w
— ロッズ (@rods_skyfish) 2021年12月27日
「本は高いから買わないっていう人もいるけど、一生残る知識が手に入って、かつ絶対に会うことも話すこともできない人から話を聞ける値段だとしたらもはやタダよ」って元司書の人が言ってて言葉の重みがすごい📚
— らおや (@ra0214) 2019年6月21日
ちょっと図書館の人と話す機会があったので書いておく。
— 咲羅 (@skr_0221) 2023年3月28日
利用者から「この図書館にあると聞いた本を見せて欲しい」とのレファレンスがあったので調べると、どうもその図書館には無い資料だったので司書が「その本はどこで(誰から)その本があると聞かれましたか?」と聞くと(続
「chatGPTがここと隣町の図書館にあると言っていたから来た」と利用者は答えたそうなので、全国の図書館司書の皆さん、これからそういう利用者の方が増えてくるかもしれません&既に出てきているかもしれません……。
— 咲羅 (@skr_0221) 2023年3月28日
そういう「あるかわからない本」に近いものを探し当てるのも司書の仕事のうちなので、架空の書籍であれニーズが形になってるのは良いことでは・・・とも思います。
日記
動画の弱点は検索性にある。あの発言を、あの映像を使いたいって時に時間をかけないと探せない。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2022年11月3日
音楽もそれ。歌詞を思い出せないと検索の一覧性がないから「あの曲」を探すのが大変です。
おもしろい。環境の流行ってこうやって生まれるのか。
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年1月12日
※ポケモン廃人は全員やってます 有益な『情報収集』の方法を伝授します https://t.co/vI3jcx1Vhg @YouTubeより
こうやってツイートにすることで文字情報を紐づけていかないとね。
昨年12月の鯖の記事。サバの水揚げが例年より遅い立ち上がりだったよう。挽回できるかなと期待込めてたけど「やっぱり獲れなかったね」とシーズン終わりの2月になって記事にされたわけか!
— かたぐら子 (@cat1021gla) 2023年2月18日
「金華さば」シーズン到来も最も遅い宣言に 石巻|NHK 宮城のニュース / https://t.co/vPOSka5YrJ
あとで検索しやすいように当たり判定を大きくするのも手。上記のツイートは「鯖」「サバ」「さば」と意図的に表記揺れを起こして、どのワードでも引っかかるようにしています。
2023/05/02 約13500字
2023/05/06 微更新。約14300字
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