半年前ですよ?
▼前回
※この記事は、ぐら子が気に入ったツイートを淡々とまとめたものです。過度な期待はしないでください。
当直で役立つかもネタ
採血の話
体位性偽性貧血:座位から仰臥位になると間質液が血管内に移動して血液が希釈されHbが低下します。2g/dL以上変化することもあります。外来では通常座位で採血しますが、入院後は仰臥位でするため、入院しただけでHbが低下したように見えることがあり、座位で再検する必要があります。
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) September 14, 2018
Hb低下、 点滴で薄まったね だけじゃないかもしれないのか。
「採血、注射されるときは刺されるところを見ている方が痛くない」
— neuro🧠 (@neuro_gucci) September 27, 2018
麻酔科の実習で教授から教わった(体験した)豆知識。
点滴刺す前に歩ける患者にはトイレ行かせておこうな!
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 20, 2018
トイレ行かせるなら先に尿検査の準備やエコーやっとこうな!
点滴入れる前に採血項目に不足ないか、シャントや血管カテやりそうな気配ないか確認しとこうな!
血液検査を提出してから結果が出るまでの時間短縮できないのだろうか。前いた病院は末血、生化学、凝固合わせて30分以内に全部結果出てたけど今の病院1時間はかかる。技師さんがのんびり休憩しながらやってるわけでは無いだろうし何でこんなに差があるのだろうか🤔❓1時間待ちは当直深夜帯は地獄
— つねぴー (@tsuneeet) September 27, 2018
逆に言えば時間稼ぎに使えます。「採血結果まだ出てませんのでもう少々お待ち下さい(大嘘)」
#ムダ知識
— かすが (@remi_tum) September 25, 2018
異状死の際に警察に頼まれる心臓血は左第三肋間胸骨左縁からとる!
(カス研修医は3回目のためドヤ顔で名乗り出たものの警察、上級医の前で緊張し変なところから刺して大失敗)
解剖を見れば一目瞭然である💀
記載ないけど結構やるので覚えておいて損はない! pic.twitter.com/JZKc5cBLlY
退職したベテラン新生児科医は50過ぎて300g前後ベビーの動脈ラインをスパスパ確保する人。秘訣を聞くと「点滴入らないのは単なる思い込み」と言われ挿入法を真似した。そこから自分の手技精度は格段に上昇、新生児科の他の先生にも頼られるようになった。他人の一言で自分の技術がここまで変わるとは
— ふらいと0013 (@doctor_nw) September 21, 2018
頭の話
めさにゃん流片頭痛薬の使い分け
— 幸せになりたい(ಠ_ಠ )117回国試アル中 (@mesanyan) September 12, 2018
マクサルト ガツンと効く 一番つかう
アマージ 効果時間長い。夜間の頭痛や月経関連に良い
レルパックス 即効性と効果時間のバランスが良い。まとめて2錠飲める安心感
ゾーミッグ あんまり使わない
イミグラン 皮下注と点鼻があるのが良い。効果はまぁまぁ
会社の同年代の男性で、「最近頭痛がひどい、イブとかロキソニンじゃ効かない…頭痛が酷い時ってどうしてます?」って聞かれて、
— ずつうがいたい あ51a 2/17(日) コミティア127 (@5HT1B1D) September 20, 2018
頭痛外来行ってみたら良いんじゃないですかね~って返して、一緒に近くの病院探しまして。
で、受診したら、脳腫瘍が見つかったそう…で…
まじで病院すすめてよかった…
片頭痛に限らず痛み止めは痛みかけに使ったほうが効果出やすいらしい なおさら当直帯で不慣れなイミグラン出す意味は薄いだろうな
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 28, 2018
絶対いらんやろと思った酔っ払いに外傷性SAHあったりするから気は抜けない 加療の必要性があるかは置いといて
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 6, 2018
頭部外傷にCTは必要か?:日経メディカル https://t.co/deuxk8vl3L #日経メディカル
スポーツなんかで脳震盪になった人には一定期間安静にするよう説明する。その理由の1つがセカンドインパクト症候群を防ぐためと言われていて、カルテにも「セカンドインパクトの危険性を十分に説明した」って書くんだけど、おれは今世界でも救っとるんかって気持ちになるわ
— 内科勤務のパブロ (@hakuhonitudora3) September 19, 2018
"頭部が回転しながら打撲した場合は、頭蓋骨と中枢神経の動きにずれが生じるため、中枢神経にねじれの力(shearing strain)が掛かる。”
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 20, 2018
バイク事故で多いのってそういうことだったのね…⚡
頭部外傷の急性期 生命に関わるCT診断:日経メディカル https://t.co/AC8roXInR8 #日経メディカル
ミリオンヘアーの惨劇… pic.twitter.com/Iev99GzIv4
— junjun87 (@dgjtrs1109) September 3, 2018
ポタポタ髄液採取は時間がかかって大変。
— neuro🧠 (@neuro_gucci) September 28, 2018
そんな場合は圧棒の先にスピッツをかぶせて圧棒を倒すとよいです。高低差を利用して早く採取できるし、両手はフリーになるしで一石三鳥です。 pic.twitter.com/nMgJR2zotH
顔の話
学生の頃からずっと、わりとかすれたハスキーな声で生きてきたのだけど、今日、別件で耳鼻咽喉科の先生に診察してもらってたら、「ところでその声、治さないんですか? 声帯にコラーゲンを注入したら治る可能性がありますけども」といわれ、人生を揺るがす衝撃を受けています。え…治るのこの声…。。
— たられば (@tarareba722) September 10, 2018
ぼく「聴力検査って赤が右、青が左って決まりがあるんだよ」
— ぐっどせんせい@耳鼻咽喉科医師 (@ORLandNTD) September 18, 2018
子供患者「へー…そーいや、ぐりとぐらもそうだもんね」
ぼ「うっ…(そうだっけ?)…たぶんそれは関係ない」
子「あとスイッチもそうだよ」
ぼ「それは…えーと…?」
子「信号機も」
すごいなこの子… pic.twitter.com/I3u9YBkFoU
#Qassist眼科
— Dr.盛永 (@d_morinaga) June 14, 2018
緑内障の点眼薬のまとめ pic.twitter.com/FEsV7fU3MA
#Qassist耳鼻科
— Dr.盛永 (@d_morinaga) July 18, 2018
アレルギー性鼻炎で使う代表的な薬
*アレグラ、アレジオン、クラリチンは薬局でも買えます
*ルパフィンとアレサガは新薬なので2週間までの処方 pic.twitter.com/i1xk9Y4CEy
切り傷に抗生剤は基本不要。一方で犬/猫/人による咬傷は、感染リスクが高いので多くの場合で抗生剤の予防的内服が推奨される。
— 内科勤務のパブロ (@hakuhonitudora3) September 7, 2018
ちなみにこれがラクダ咬傷なら緑膿菌までカバーして広めの抗生剤を出す必要ある。つまり何が言いたいって、ラクダの口は汚ねえぞってことね。
胸の話
握雪音…積極的に取りにいってないな 気をつけよう
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 20, 2018
かつてない異常気象が縦隔気腫の原因に?:日経メディカル https://t.co/kmR0Khh2GK #日経メディカル
タバコやめられないHOT使用中の患者さんに、人形がメラメラ燃える動画まで見せて禁煙を促した結果、HOTを外してタバコを吸いに行くように習慣変容が促された経験がある。
— 🎏🎏🎏はなこ🎏🎏🎏 (@hanacoppy) September 24, 2018
[【文献】誤嚥性肺炎の治療における初期の絶食管理はアウトカムを悪化させる] https://t.co/LRLsZiQVNq
— EARLの医学ツイート (@EARL_Med_Tw) September 23, 2018
経口摂取できる状態にない嘔吐症状や呼吸不全や喀痰多量、といった阻害因子がない誤嚥性肺炎において、入院時に絶食指示とするのはよくありません。誤嚥性肺炎=絶食ではないです
腹の話
500RT:【12年連続】日本人医師にイグ・ノーベル賞、座った姿勢での大腸検査https://t.co/NpOhZtHLyz
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 14, 2018
内視鏡の専門医・堀内朗医師が医学教育賞を受賞。座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試した。 pic.twitter.com/eQc5qOBqKM
生々しい感想だ
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 14, 2018
大腸内視鏡検査日記・う○こを漏らす君に伝えたい事 - https://t.co/7Bkv1w0SK5
どちらをどう間違えかけたのかと聞かれれば察してほしいのですが私の轍を踏まないでほしいと思っている 間違えるなよ絶対だぞ #世界一いらない報告をする見た人もやる pic.twitter.com/0He5uZNTbl
— 了子 (@mozunoyatsu) September 20, 2018
【レアなハンバーグ 食中毒注意】https://t.co/BUp5qQmqrB
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 13, 2018
ここ数年、ハンバーグを生やレアで提供してテーブル上で焼くスタイルの飲食店が登場し、人気に。重篤な食中毒を引き起こす菌で汚染されている可能性があり、しっかり加熱を呼びかけ。
たまにはラテン語たん様がすなるというラテン語のお話というものを、薬学乙女たんbotもしてみんとてするなり。
— 薬学乙女たんbot (@pharm_lady_tan) September 23, 2018
インスリンはラテン語の「insula: 島」が語源とのことですわ。これは先に膵臓の「ランゲルハンス島」という部分が発見されていたためですのよ。確かに英語のislandとも似てますわよね。
尿管結石がいかに痛いかというと、うちの90過ぎの婆が「お産のときよりつらかったぞ」と言うぐらいなんですが、うちの蘇生脳症の深昏睡状態の患者が脈拍も呼吸数も一気に上がって何が起きたかと思ったら留置尿カテのルートの中にちっさい石がコロンと出て来た話したっけ
— えぼり (@eboli_ef) September 12, 2018
Xp非透過性の尿管結石とか結石は単純CTで撮るとかの国試で習う知識、当たり前のはずなのにうっかり忘れることがあるんですよ。腹痛患者で単純造影どっちも撮ってるのに造影CTばっかり見て原因不明と悩んだりね。
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 20, 2018
腹部X線でここまで読み取れるのか
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 25, 2018
!? 本当に我々は同じモノを見ているのか…笑
主訴便秘、腹部X線で見えた不透過像の正体:日経メディカル https://t.co/Tv3tyhE8B9 #日経メディカル
病態のクリアカットな解説。→”腸閉塞の発症機転を考える際には,ホースを例に,どうしたら詰まるかを考えるとわかりやすい”
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 25, 2018
週刊医学界新聞〔連載〕それで大丈夫? ERに潜む落とし穴(終了) (2) 消化器:腸閉塞(志賀 隆) https://t.co/8zppSEyt3b
肌の話
【話題】マツキヨPBから「ヒルドイド」の類似品「ヒルメナイド」が登場https://t.co/XBs9kk4sqQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 22, 2018
「ヒルドイド」を美容目的で使う不適切な例が相次いだことから開発されたという。処方箋なしでの購入が可能。 pic.twitter.com/5jQbb6RSiE
ティファールをはじめとする電気ケトルは電気コードにマグネットが装着されていないから引っかけると倒れてしまう。
— やさぐれ救急医 (@MindMapMed) September 19, 2018
ハイハイ赤ちゃんがいるのに、ティファールを床に置く親のせいで、赤ちゃんが熱湯熱傷を負ってしまうのは可哀想で見ていられない。
心の話
精神科のポリクリで外来見学してたら、指導医がおもむろに「血圧を測りましょうか。」と言った。「何でまた?」と思ったが、目的は血圧ではなく、袖をまくらせて注射の跡を見るためだった。薬物中毒を疑った時にそんな技があるのかと感心した。
— Edoshino🔬病理医 (@Edoshino26) September 12, 2018
心理臨床学会行ってきました。面白かったのは摂食障害のカウンセリングを専門にやっている方の「傾聴は効果がない」という話。痩せるということに囚われたクライエントの悩みの語りは、体重や飲食のことに終始してしまい、本質的な困難が表出せず堂々巡りする。
— 西井 開 (@kaikaidev) September 1, 2018
70代認知症女性。スーパーで豆腐牛乳など何度も買うため、財布を取り上げようか夫が悩み中。なぜか近所の商店街では重複買いなし。後をつけてみると「刺身はさっき買ったよ」「牛乳は昨日買ったじゃん」と各店のおじちゃんおばちゃんがお買物サポート。大手スーパーでは真似のできない商店街の底力。
— satomi_inoue (@satomiot) November 24, 2012
「家に帰らせてくれ」と言う認知症の入院患者さん。「もうお帰りになるんですか?お部屋、用意しましたから今夜ぐらい泊ってって下さいな」と伝えたら「いいのかい?そんなこと言ってくれちゃって」と納得した。毎日は一日一日の積み重ね。患者としてよりお客様として対応する方が心に届きやすい。
— 精神科医 ぷしこノート (@Psycho_Note) September 14, 2018
先程の「統合失調症薬物治療ガイドライン」、締めに話そうと思ってたのうっかり忘れてたけど、あれって今までエキスパートコンセンサスのガイドラインしかなかったところにようやく登場したエビデンスに基づくガイドラインなの。ぜひ現場の薬剤師には大切に適切に使いこなして欲しい。
— 精神科薬剤師くわばらひでのり (@89089314) September 16, 2018
薬の話
「バルプロ酸」で9ヶ月間発作なく安定していた6歳のてんかん患者が、偶発的に『オラペネム(一般名:テビペネム)』を服用したことで、服用初日に発作が起こったという事例。「バルプロ酸」の血中濃度は適切とされる30.0μg/mL未満に。
— Fizz-DI@薬の比較と使い分け (@Fizz_DI) September 4, 2018
Int J Clin Pharmacol Ther.53(1):92-6,(2015) PMID:25407257
抗てんかん薬やワーファリン内服患者は長期入院させたくない度高い 絶対なんらかしらイベント起きてしまう
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 5, 2018
イーケプラはいーやつだ
— かたぐら子 (@cat1021gla) September 5, 2018
ゾルピデム朝夕食後という処方に疑義をかけたら、新しいジストニアの治療ガイドラインでゾルピデムが治療薬として載っているとのこと!早速調べると効果が見られる旨の記載を発見!
— hokkyo kazuko (@sinderera269) September 20, 2018
適応外ですが、ガイドラインに則っていたら何も言えない私。
神経内科の処方はある意味神秘的!
小児科で抗がん剤投与されている患児が身体がかゆくて眠れない、抗アレルギー薬使っても改善しないと医師も悩んでいたのだけど、吐き気止めとして使われていたのがプリンペランで、掻痒感=アカシジアが疑われたので変更を提案。中止後は掻痒感消失。薬剤師がいるとこういうメリットもあるよ。
— ボンズ (@zI68AUKTcaXhCy2) September 26, 2018
まだまだいくよぉ~~~!!
2019.04.25 約6800字/半年くらい
かたぐら子 (@cat1021gla) | Twitter