終末がやってくる!
あけましておめでとうございます。
個人的な話ですが、昨年はアカデミックな部分で苦しんでいたこともあり、ブログまで手が回りませんでした。
今年もアカデミックな部分で苦しむ予定なので、あまりブログ更新はできないと思います。ただ、文章を書く息抜きで文章を書きたくなることがあるので、一記事あたりの熱量は高くなりそうな予感があります。
今回は、とある界隈の年末年始の「熱」をまとめてお届けしたいと思います。
▼目次
キーワード:修論、博論、卒論、締切、研究報告会、研究発表会
▼Impression
▼先行研究
年末年始のアカデミア界隈
卒論とフリーザ様 pic.twitter.com/bhAgfTE18W
— 裾野こがら🎍 (@nokogara) 2022年12月21日
修論を
— 間枝(まえだ) (@mtnonoonly) 2022年12月24日
データで送る
ここちよさ pic.twitter.com/kGaZUiMD7z
最近のM2勢https://t.co/c57UuiZldI pic.twitter.com/5PDtEf4rwa
— Yoshitaka Moriwaki (@Ag_smith) 2022年12月20日
←実験で理論値と実験値が整合した時
— Ebi (@Ebi_DensityFunc) 2020年11月28日
→しなかった時 pic.twitter.com/qFtrYjuRo2
https://t.co/UXE4n1S12k pic.twitter.com/5cQWxnjRn5
— Izuno, Hitoshi (@odoriko9375) 2021年5月28日
卒論・修論提出間際の写真が出てきました。ご査収ください。 pic.twitter.com/kniBrUNMdY
— みるか (@mirucaaura) 2020年12月23日
修論のデータが足りない pic.twitter.com/RdHevVBLmG
— ちび (@CHiBi_officiaI) 2022年1月18日
卒研発表のスライド作りました pic.twitter.com/EdhifYvBJV
— Exit (@ExitBowie) 2021年12月15日
理系のコウメ太夫
— 世界のTANEO (@TANEO_official) 2022年1月23日
Abstract
チクショー!!
1. Introduction
チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン♪
チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン♪
2. Methods
露天風呂かと思って入ったら〜、
3. Results
ブラックホールでした〜。
4. Discussion
チクショー!!
俺の卒論
— Exit (@ExitBowie) 2022年1月24日
Abstract
チクショー!!
1. Introduction
チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン♪
チャンチャカチャンチャンチャチャンチャチャンチャン♪
2. Methods
結果が出るとおもったら〜、
3. Results
結局出ませんでした〜。
4. Discussion
チクショー!!
ぼく「ヮ…!ヮ…!(発表)」
— Exit (@ExitBowie) 2022年5月13日
教授「それって3週間連続進捗全く無いってコト!?(怒り)」
ぼく「わっ……ァ……(泣)」
教授「泣いちゃった!(呆)」
助教っち「ハァ?(呆)」
博士課程っち「ハァーッ(ため息)」
〜発表後〜
ぼく「フ!!🖕😚🖕 (Zoom切断)」
一教員同「…無能型か〜…?」
なんだか疲れてこんなものを作ってしまった…… pic.twitter.com/boZ8NnRi07
— 飯村周平 / Shuhei Iimura (@Tokyo6Heart) 2022年4月27日
今日も一日 pic.twitter.com/rNiM4XaGTt
— 星野もも@新人VTuber💭 (@sutaminatofu1) 2020年8月6日
— 備忘録 (@NakaSho1105) 2022年12月6日
卒論発表 pic.twitter.com/8p3X49rGGH
— 意識高い系中島 (@Nakajima_IT_bot) 2022年1月27日
研究報告会
— 鍵アキ (@Key_Blank_) 2022年10月12日
僕「〇〇の箇所を今後の研究事項にしたいと思います(内容スカスカの発表)」
教授「😅(浅すぎてビックリの顔)」
助教「😅(浅すぎてビックリの顔)」
博士「😅(浅すぎてビックリの顔)」
修士「😅(浅すぎてビックリの顔)」
学士「😅(浅すぎてビックリの顔)」
僕「😅(浅すぎてビックリの顔)」
大学の研究発表会は真面目にやらないとこうなるので気をつけましょう、という漫画。 https://t.co/b5vJ7fwOPq pic.twitter.com/vubet3hVvR
— 山本アリフレッド@リケ恋アニメ2期多謝! (@man_Arihred) 2018年6月1日
修論の闇 pic.twitter.com/WfOye6df7D
— かゆっきー (@tsuzukix22) 2019年1月11日
卒論中間発表会、論文の内容への質問よりデカすぎる国士無双USBメモリへの質問の方が多かった pic.twitter.com/O8x1rIkcgZ
— Shirasu (@Shirasu501) 2022年11月17日
あの時見逃してもらった先行研究です
— ceptree (@ceptree) 2022年2月2日
教授「この論文にはすでに先行研究がありますがそれについてどう考えていますか」
— シマネ (@Shimane_genome) 2022年2月3日
学生「許せませんね」
先行研究あるある
— 𝚌𝚎𝚙𝚝𝚛𝚎𝚎 (@ceptree) 2021年1月26日
・ある
データのバックアップあるある
— Shohey (@__shohey__) 2021年1月27日
・ない
教授からくるメールほど怖いものはないので語尾にカワイイ絵文字付けてほしい
— しおから (@siokara1204) 2022年8月31日
例
この考察の意味がわかりません🫶
このままでは卒業させません🫰
もう研究室に来ないで下さい🥺
教授への年始の挨拶として𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚 𝑵𝒆𝒘 𝑬𝒏𝒈𝒍𝒂𝒏𝒅 𝑱𝒐𝒖𝒓𝒏𝒂𝒍 𝒐𝒇 𝑴𝒆𝒅𝒊𝒄𝒊𝒏𝒆 !!を思いついたけど辞めます
— むQ (@fuwamochipeta) 2022年1月4日
— 全合成たん (@chemiegg) 2022年1月7日
修論発表会を終えたM2たちにプレゼントしたケーキ pic.twitter.com/lLoH3u8co1
— Kazuhiro Shiozaki (@KAZ_shiozaki) 2022年1月31日
これはNature掲載論文の赤ちゃん https://t.co/00sqdtSBds pic.twitter.com/vwYDJgMaB5
— 大学院生たわし(寿司松) (@iiaau3) 2022年7月11日
皆様
— 魚うお (@uouo_kuma) 2022年4月7日
原稿の進捗がやばい時にお使いください pic.twitter.com/yPpmiMOFUd
書けた pic.twitter.com/PsIeTcHEss
— bayashiko (@bayashiko_kpr) 2023年1月2日
論文書きたくなさすぎて換気扇の掃除始めたけど、汚すぎて逆に論文書きたくなってきた
— 大学院生 (@phd_etal) 2022年12月7日
論文執筆の理想と現実 pic.twitter.com/gejj794sdp
— ロボ太 (@kaityo256) 2018年4月25日
指導教官に添削に出してた修士論文がボロボロな姿になって返ってきた pic.twitter.com/Tv42VBWs6G
— ちび (@CHiBi_officiaI) 2022年2月12日
何とは言わんが、卒論提出締め切り10分前にキーボード叩きながら「すまんが君の謝辞1行で良いか?時間なくてボスのも2行しか書いてないんや」って聞いて笑顔で承諾してくれた横の席の同期を思い出した
— ysys (@ysys_Ba) 2022年12月23日
— m.m. (@mmITF_84) 2022年1月17日
卒論の影響を受けすぎている手紙 pic.twitter.com/YGBS015tTf
— んちゅたぐい (@iwanttobeJinrui) 2021年12月7日
過去に書いた論文のまとめにいかがだったでしょうか?!と入れると、一気に胡散臭くなるのほんと草生える pic.twitter.com/tgM1zK2MbO
— ぎーち(ブレイク兄) (@BREAK_BROTHER) 2022年3月2日
大学のレポートを「~についてご存じだろうか」で書き出す人が多いのをご存じでしょうか.これから更に増えるんでしょうか?増えているという人もいますが減っているという人もいます.残念ながら増えている理由はわかりませんでした.いかがでしたか?レポートからこれからも目が離せませんね...
— Masashi Komori (@masashikomori) 2022年8月15日
スライドこんな感じでいいですか? pic.twitter.com/kkVqbQj5Ga
— ymtk (@tak_yamm) 2019年11月14日
言い伝え
新入生よ、「出さない完璧より出せるゴミ」と言う言葉は必ず覚えとけ
— 食用リンス (@syokuyorinsuITF) 2020年12月12日
卒論書き終えた4年生が3年生へのアドバイスで、「1時間でできると思った作業は3時間、1日で書けると思った文章は3日、1週間でまとまると思った考察は3週間かかる」と書いてたのが、まことに身に沁みるわ。。
— nobuko arimoto (@nagibox) 2021年2月21日
ここ最近、学生の時の教授のお言葉「二週間でできない事は一生できない」が真理味を帯びてきたなと感じる
— Satoru Higa (@satoruhiga) 2019年1月6日
締切を守るのは責任感があってちゃんとしているからではなくて、締切が近づくにつれて焦燥感が面倒くささを上回り、やっていない辛さがやる辛さを上回ってくるため pic.twitter.com/hxyG2QFcGY
— メルセデスベン子 (@nomolk) 2023年1月4日
修論や博論は9月から書いた、理由は某人の一言で
— Takafumi Kato (@oxkawaka) 2022年12月11日
「12月に『修論博論』って騒ぐ人は計画性あるのかな?結果と関係なく書ける所は多い、少しずつやって12月に肉付けならクリスマスも正月も楽しめるよ。騒いでる人はこの先を見通して研究できるのかな?」
言葉はキツイが、否定できない教えだった。
チクチク言葉。
そろそろ「修論」の足音が迫ってくる季節ですね。何から始めたらいいのかわからない人は、とりあえずWordを立ち上げて「修論原稿_221104」と名前を付けて保存しましょう。これで10%くらいの進捗達成です。「まずファイル作る」というのは出身ラボの貴重な教えです。みんな、まずはファイル作ろ。
— Hiroki Gotoh@研究室2年目 (@Cyclommatism) 2022年11月4日
卒論のデータが消えました。どうしたらいいですか?
— George (@Love_yellowhat) 2022年11月15日
今年もこんなメールを受信する季節になりました。
さて、いまは受け持ちないけど、言っておこう。
— しねはさん@持続可能ながんばらない (@r_shineha) 2022年10月26日
卒論、修論、博論書いてる皆さん。いますぐ関連ファイルを全て三重に保存するのです。pc、外付け、クラウドの三箇所にコピーを保存するのです。
いいからとっとと保存するのです。うるせえ早く保存するのです。
何度も書いていますが、卒業論文は自分に宛てて添付してメールをするのです。そうすることで日時付きで保存でき、「一部分を消した後で上書き」をしても過去のファイルをたどって消した部分を復活させることができます。
— noby (@nob_de) 2020年12月6日
毎年同じツイートです。もう10月。卒論、修論、博論を書いている人は、11~12月にかけて、風邪をひく、パソコンが壊れる、プリンターも壊れる、USBメモリーがなくなる、彼/彼女にふられると想定しておいた方が良いです。大切なものは二重三重にバックアップをとる、クラウドにあげるなどを。
— 清水洋 (@HS529) 2020年10月19日
今日は学部4年生へのガイダンスがあり、「君たちが卒論を書き上げる前にはあらゆるトラブルが起こる。風邪をひきパソコンが壊れ交通事故に遭いお金も減り精神的に追い詰められ恋人は別れを切り出し必ずもう一度風邪をひく」ので締め切りギリギリでの執筆は極めて危険、というアドバイスをしました。
— ursus (@ursus21627082) September 19, 2018
そろそろ卒論、修論の謝辞を書く人もいるでしょう。
— S𝓱𝓲𝓰𝓮𝓻𝓾 F𝓾𝓳𝓲𝓽𝓪 (@shigerufujita) 2021年12月8日
先人が繰り返し警告を発しているのですが、幾度となく悲劇が起きています。
恋人や推しの名前を書くのはやめておきなさい
修士論文締切り直前の学生さんとお話したのですが、提出用に印刷する作業はくれぐれも余裕を持って行ってください。プリンターって可動部が多く一年を通じてこの時期にジョブが殺到し故障確率が最大。提出用に3部印刷といったジョブを締切り数時間前に行って地獄絵図となるのを観測したこともあります
— mmatsuo (@mamorumatsuo) 2022年1月10日
私の周りだとLaTeXで書いている人が多いですが、プリンター出力時に図がうまく印刷できないといったトラブルもしばしば観測します。普段使っているプリンタの調子が悪いからと急遽別のプリンタを使うとドライバの相性が良くなくてうまく印刷されなかったり等々、様々なトラブルも。
— mmatsuo (@mamorumatsuo) 2022年1月10日
今学期の期末レポートの投稿時間のヒストグラムです。人は何故締切ギリギリにならないと提出しないのか... ちなみにこれまでの担当講義の同様のデータはこちら: https://t.co/mX8Cybg8JN pic.twitter.com/Dvzo8T2LHS
— 🥑 (@yujitach) 2022年8月1日
なぜ学生は、やるべきことができていないとき音信不通になるのだろうか。窮地のときこそ早めに連絡したほうが傷が浅くて済むのに。
— George (@Love_yellowhat) 2022年10月25日
研究が行き詰まった時にやるべきことはたった5パターン!
— 汚ディーン@山岳環境研究者 (@gl_odean) 2022年10月29日
①先行研究をレビューする
②関係者に早めに相談する
③自分が特定の仮説や手法に固執していないか、俯瞰的に研究を見直す
④無理筋なら撤退
⑤酒を飲んで床に仰向けになる
周囲の学生を見てると⑤をきちんとできてない人が多いですね…
「え?修士論文が書き進まない???ははー、それは頭がさえてて書きながら矛盾に気付くからですね。まずは文字で埋めるのが大事なので、昼にワインかビール飲み、頭をバグらせてから書くといいですよ。矛盾に気付かず気持ちよく書けます。夜に飲むと眠くなる方ダメです。」
— Mitsuo Yoshida, Ph.D.; AI Bot; 国内MBA (@ceekz) 2022年12月17日
卒論を書いているみんなへ
— ごま (@g_z_m_z) 2022年1月17日
「仮説を立てて資料読んだけど思ってたのと違った、詰んだ」という事態に陥ったときには気象庁の記者会見を思い出そう。観測できたこと、そこからわかることを整理した上で、ここまでわかってここからわからないと示せたら、それは充分に誠実な科学的振る舞いなのです。
「調べれば調べるほど私がやろうと思っていたことは、すでに誰かがやっていて、私が卒論で研究する意味が見出せません」という相談が舞い込んできましたが、繰り返しますがこれは良いことです。
本当にドンピシャな先行研究に限ってサーベイ段階では見つからず、研究が進んでその研究への解像度が十分に高まった段階でエンカウントすることがままあるぞい
— Seitaro Shinagawa (@sei_shinagawa) 2022年8月27日
関連研究っていうとついつい紹介している論文の数とか網羅性に目が行きやすいですけど、当該論文が関連研究に対してどのように位置づけられるかを明確に主張しているかどうかも大事だと思うんですよね。後者を意識していると著者の知識お披露目会にはなりにくい気がしてます
— Seitaro Shinagawa (@sei_shinagawa) 2022年11月3日
これネタばらしなんですが,卒論・修論みるとき,「参考文献の引用がまともにできてるか」という,一見どうでもよさそうなところが,実は良い特徴量になってるぞ
— はかせチャン (@hshimodaira) 2022年11月13日
毎年投稿していますが、卒論・修論のイメージはこんな感じです。追い込みの時期なので、再度投稿しておきます。修士まではこれで余裕です。修士までは。 pic.twitter.com/nEXaYBpj1c
— ゲコ@院試就活 (@geko0318) 2022年1月7日
査読する側の視点
私の思っていることがほぼ書いてあった。
— 大学教員 田中 (@tanaka_univ) 2022年1月24日
2008年のエントリーだけど、共有&メモ。https://t.co/LyINwaOcbv
博士課程の時、論文草稿を指導教員に何回提出しても「○○がだめ」と赤入れされて返ってきて、当時は「どこがだめなのか、もっとはっきり言ってくれ!」とキレかけてましたが、自分が指導する立場になると「なるほどなあ。気付いてくれるまで繰り返すしかないわけね‥‥」という気持ち。
— 困っている情報系センター教員; AI bot (@tsuchm) 2022年3月21日
①文間の論理的関係の明示。接続詞など論理的関係の手がかりなしに、単に2文を並べて、関係は分かるでしょ?と読者に読解を強いてはいけない。
— 困っている情報系センター教員; AI bot (@tsuchm) 2022年3月21日
②段落の目的は、トピックセンテンスで明示。段落間の論理的関係も明示。以下同文。
③節・章の目的は、以下同文。
というボットになってます。
元アイドル鷺沢文香教授に論文を読んでもらった後の反応
— するめ(クジラ気味) (@UnderTalesosory) 2022年6月14日
良いとき「とてもしっかりした内容ですね」
及第点のとき「2、3点気になるところがあるのですが……」
悪い時「参考になりそうな本をリストにしておきますね」
最悪「面白い読み物でした」
はい┌(┌ ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )┐ pic.twitter.com/xPgHJzANh7
— 光の中から現れた短期決戦の鬼和田豊 (@tamio0524) 2022年11月2日
論文添削中の光景 pic.twitter.com/sPmLHlxry6
— Yoshitaka Moriwaki (@Ag_smith) 2022年8月17日
研究室で気をつけたい!!論理飛躍集!! pic.twitter.com/WCnRNkacMF
— science literacy (研究図解) (@RBfjZAalPMuvB1f) 2022年9月11日
今年作ったゴム印 #卒論添削 pic.twitter.com/jZtwOjb1uL
— Hiraishi Kai (@kaihiraishi) 2018年12月26日
さあ、このスタンプが活躍する時がきた! pic.twitter.com/vByK6f5jcX
— ロージナ茶会 / 旭霜 (@RodinaTP) 2021年1月4日
原稿執筆の重要点がとても良くまとまったオススメの記事です!
— 三輪書店_眼科書籍編集室 (@miwashoten_gnk) 2022年12月7日
編集側の“校正”ポイントとイコールなので、こういう原稿だと赤字や鉛筆書きが格段に減ってすっきりしたゲラになります。スマートな原稿は読みながら“校閲”に集中できるので、編集者としてありがたい限りですね~https://t.co/v8Ndu12FHR
論文で「既存研究1ではAをやっている。2ではBを、3ではCをやっている。このように、これまでDはやられていなかった。」と書きがちですが、これは「これまでDはやられていなかった。既存研究1はAを、2はBを、3はCをやっているが、これらはいずれもDではない。」と書いた方がいいですね(査読中)
— 石原尚 / Android Robotics (@hisashi_is) 2022年8月9日
Aの話をしたいのかな?と思ってAについて考えを巡らせる
— 石原尚 / Android Robotics (@hisashi_is) 2022年8月9日
↓
あれ、Bの話が出てきた??とびっくりしつつもBについても考え始める
↓
Cの話??となって混乱に陥る
↓
Dの話だったのか!先に教えて欲しかった…!となって文頭から読み直しになっちゃいます。
「先頭文しか読んでもらえないかもしれない」という恐怖心を持って論文を書くようにしたいところ。
— 石原尚 / Android Robotics (@hisashi_is) 2022年8月9日
その意識で書かれた論文は査読もしやすいので、論文投稿側としては早く論文査読結果をもらえるし、査読側も研究時間が増えて大助かり。
「理系の学部を出ると、文章の〝強調語〟が減る」
— Rootport💰🍹🍑 (@rootport) 2022年3月2日
「というと?」
「たとえば『かなり』『とても』『非常に』みたいな言葉をタイピングするたびに、学生時代の恩師のスタンドが背後に立って『〝かなり〟ってどれくらい?』『その〝とても〟は数値化できる?』『〝非常に〟って何と比べて?』と囁く…」
研究データは根菜に似ている。埋まっていて掘らないと手に入らない。生ではほぼ食べられない。うまく取り合わせて調理するとめっちゃ美味しい。ラボミーティングの発表はこの調理プロセスを見せて試食させてほしいのであって、泥付きのゴボウをそのまま放り出されても困る。-- B4で知りたかったこと。
— Kazunari Miyamichi (@K_Miyamichi) 2022年11月16日
前まで論文が読めなくて自分の能力に悲観する事が多かったけど、大抵の論文が読み辛いのは内容の難しさよりも執筆者の作文能力が低いせいだと気がついてからはダルい文書くなシバクぞって思うようになってきました
— シャドーボール (@RNbasis) 2022年8月4日
とにかく書け。
きっと彼女はスライディングで修士号を取得していますpic.twitter.com/kxyYzBY69I
— どうぶつ動画字幕bot (@Kritter_sub) 2021年9月1日
修士論文や博士論文などで、とにかく分厚く長い分量を書く人がいますよね。僕の観察の限り、こういう人は将来性があります。筆力(ここでは技量ではなくたくさん書く力)は、知的基礎体力を現していて、その後安定して良質な論文書ける人がほとんどです。量を書けるというのは偉大なことなのです。
— オッカム (@oxomckoe) 2022年1月31日
無粋な分析をすると、選択した研究対象が豊かであると同時に、膨大な資料と対峙できる(咀嚼できているかどうかは、経験年数の問題で重要ではない)ということを表しています。研究者の重要な資質の一つは、筆力、知的基礎体力です。技や精緻さなど後から何とでもなります。逆はないのです。
— オッカム (@oxomckoe) 2022年1月31日
研究は頭の良さを競うものではなくて、息長く続ける性質のものです。理由は簡単で、学術誌や書籍は当然分量制限がありますし、それ以前に一人の人間が一回の書き物で全てを完璧に書き切るのは不可能です。必ず断念が必要です。諦めて完成するわけです。当然、「あれを論じていない」と言われます。
— オッカム (@oxomckoe) 2022年1月31日
それを補うのは、次の書き物になるわけです。次から次に書ける人は、だから本当に凄いのです。一本のブリリアントな論文よりも、100本のアラが見える論文の方が、現実に偉大な業績をもたらします。
— オッカム (@oxomckoe) 2022年1月31日
卒論の話がTLを賑わわせていたせいか、2年前の卒論に関するツイートが掘り起こされ、まとめていただけていました。|卒論を書くことが卒業後の社会人としての仕事にどう活きるか?「資料を読みこなし、整理」「調査を行って主張を補強し、説得的に書く」 https://t.co/fK5hXa2QxB
— Hiroki Gotoh@研究室2年目 (@Cyclommatism) 2022年11月10日
論文代行サービスのサイトにある「字数が楽に稼げて確実に単位がくる文学部レポートの書き方」(https://t.co/YYXj0ZscQ2) という、挑戦的なタイトルの文章を読んだところ、意外とイイことも言ってるなと思ったので、抜粋しつつ所見を述べていきます(同意の程度に応じて○とか×とか付けていきます)。
— 田中 草大 (たなか そうた) (@_sotanaka) 2022年7月20日
まず、「文学部レポートがなかなか書けない理由とは」として、次の4項目を挙げています。
— 田中 草大 (たなか そうた) (@_sotanaka) 2022年7月20日
1. 数がそもそも多い
2. 指定字数も多い
3. 構成無しで書こうとする
4. バカ真面目に書こうとする
次に、「文学部レポートを書くにあたってのマインドセット」として、次の3項目を挙げています。
— 田中 草大 (たなか そうた) (@_sotanaka) 2022年7月20日
1. 単位取得が目的であることを忘れない
2. 期限内に提出することが最優先
3. 教授はそこまで確認していない
「期限内に提出することが最優先」→ ◎
— 田中 草大 (たなか そうた) (@_sotanaka) 2022年7月20日
これは真理ですね。どんな力作でも提出されなかったら無いのと同じですから。
ついでながら、「締切を守って出来の悪いレポートを出すくらいなら、締切を少し破っても出来のマシなレポートを出した方が良いのでは?」→
[宣伝] 雑文を公開しました。これを読めば、あなたも〆切を破らずに済むようになります!
— 田中 草大 (たなか そうた) (@_sotanaka) 2021年11月12日
「彼はいかにして〆切を破らずに済んでいるか」1/3https://t.co/HHFJ1GEEuc pic.twitter.com/lUT6MUyk45
役に立つかもしれない知見
めちゃくちゃ論文書いてる若手助教の先生が教えてくれた論文の書き方サイト、めちゃくちゃ有用で、きつい現実にも直面させてくれて、それでもちゃんと道筋をつけてくれる神サイトなのでご紹介します。https://t.co/ROmGmmzIXD
— 沼Utsubo[天然無能] (@epsilonminder) 2022年1月24日
最近知ったLafLaboってサイトがめちゃくちゃ便利…!
— もも@医学生×マーケティング (@mm__student) 2020年12月12日
症例レポート書く時、検査値の単位をいちいち入力するの面倒だな〜と思っていたのですが、データ入力すると自動でいい感じに整形してくれます✨
今までは手打ちで数値、単位、コンマと半角スペースを入れてたので、一瞬で終わって感動しました🥺 pic.twitter.com/vmFBv9ZDvD
論文の骨組みができたうえで、英文を改善して読みやすくするためのテクニックはこの記事に集約されていると思う。
— KRSK (@koro485) 2022年6月23日
1.「読者の期待」に沿った順で情報を出していく
2.トピック・ストレスポジションを意識する
3.主語と動詞を近づける
The Science of Scientific Writing https://t.co/RHre9UhZLy
たまには真面目なツイートを。論文のSchemeを作る際、BioRenderというHPが極めて便利なのでぜひ使ってみてください。きれいなテンプレートや模式図、細胞の絵とかが無数に格納されており、ここにある画像を組み合わせるだけで簡単に見栄えのするSchemeを作ることができます!https://t.co/mSqT9srVXG
— Doctor Zhivago (@DoctorZhivago6) 2022年7月27日
DeepL を使って英語の PDF ファイルをレイアウトを保ったまま翻訳するツールを作りました✨論文読みが快適になります。ぜひご活用ください! https://t.co/orIkpWcBbr pic.twitter.com/6T5Hn0n7Al
— 紫乃さん (@joisino_) 2022年8月16日
よくツイッターで見かけるので、私もこれまでの論文執筆で役立ったツールを紹介していきますね!
— yukimusi et al. ⛰ (@yukimusiii) 2022年8月27日
1. 根性
日記
論文には背景を記述するために引用すべき論文と、考察を記述するために引用すべき論文とがある。
翻訳アプリに頼って海外の論文も気軽に読めるようになりましたが、「日本に先行研究たくさんあるけど新規性はどこ?」なものもまぁまぁ見かけると気づきました。
英語の論文だから日本より優れてる!新しい!とは限らない。日本の方が進んでる分野もある。日本語の論文だからという理由で海外の人に読まれてない優れた論文も多々あるのだろう。だから日本語論文だけを読んでることに負い目を感じる必要はあまりないのかもしれない!と思ってるところです。
・・・読まれない論文は優れた論文か?という問いは置いといて。
まず、論文を出さねば物語は始まらないのである!
2023/01/05 約13000字
観測範囲:2021.11月ー2022年12月