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医学、雑学、ライフハックなど。「こいつ”使える”な」と思われるような記事を書いていきます。読み方はご自由に。

「部活に入らない」「医局に入らない」を拠り所にするリスクの検討

医学部というものは大学の中でも特殊です。

 

大学では同好会やサークルが主体と思いますが、医学部では「部活」が盛んです。6年制というものもあり、複数学部がある大学でも医学部だけ別枠で部活が作られているところもあります。

 

この「部活」「6年制」「医学部だけ別枠」などのシステムもあいまって、いろいろなシキタリやルールなどが綿々と蔓延っていて、上下関係や人間関係のアレコレが渦巻く環境なんですよね。

 

時にインターネット、SNS、特にTwitterには、部活アンチの人が多い印象です。アンチな理由は上記の人間関係のアレコレですね。これは「Twitterをやるような人間」には天敵です。断言します。わかります。

 

しかし、実はこの”インターネットにしか居場所のなさそうな筆者”も、なんと医学生時代は部活動に所属しておりました。それも6年間、途中離脱せずにです。

 

6年間で完走した感想は、「いいから黙って部活動やっとけ」

 

そう、部活肯定派です。

 

なので、部活アンチ医学生の愚痴や不満のツイートを見るとウエメセでシニカルな態度をとってます。俺も「Twitterをやるような人間」だもんでよぉ・・・。

 

というわけで、今回は「医学生の部活」の是非、転じて「医局の是非」についてまとめてみました。

 

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▼目次

キーワード:医学生、医学部、医大、部活、医局、入局、退局、勧誘、執着、未練、固執

 

▼初期研修病院選びについて

kmshzr-im.hatenablog.com

 

▼専門科選びについて

kmshzr-im.hatenablog.com

 

▼大学院も考えてる人向け

kmshzr-im.hatenablog.com

 

▼本物の医者向け記事

 

kmshzr-im.hatenablog.com

 

 

医学部で部活やるメリット

一ヶ月ほど仕事しただけで「部活が仕事に役に立つことはない」と断定する人間に育たなくなる!

 

若いうちにヤケドができる

最近はコロナ禍で下火ですが、年1回開催される医学部限定の多種競技の大会に奇抜な髪色で参加するという夏の風物詩がありました。

 

賛否両論ってか、学内でもまぁまぁ顰蹙を買ってましたが、高校卒業まで地毛で生きてきて、今後も医者となれば絶対に許されないであろう身なりになる行為はひと夏の思い出みたいな感じで愛おしいと思います。

 

 

 

私はいつも自分の指をフルオレセイン染色してるよ。

 

 

 

 

残念ながら医療は人と人とのコミュニケーションで成り立つ仕事なので、勉強は出来るのに国試の必修問題で1割を選んじゃうような人々には大変でしょうね。

 

偏見ですが。

 

 

多数派に属せる

そもそもね。医学部に入った時点で「詰み」なわけなので、部活に入る/入らないで抵抗するメリットは薄いんですよ。

 

多数派に属するメリットはポリクリ(病院実習)で存分に発揮されます。

 

 

 

 

 

部活に入っていれば、こんな他愛もない世間話でいちいち気に病む必要がないんです。

 

「部活に入らない」という少数派の選択をしたのは自身なんですよ。部活に入ることで負うであろう悩みから逃げた結果、もっと厄介な悩みに出くわしてしまったってだけ。部活を尋ねられて困るくらいなら「いいから黙って部活動やっとけ」と思います。

 

このリプライツリーをざっと眺めたのですが、部活をやってる人は部活をやりながら同じことをやってるよ…と思っちゃいます。

 

大学でも部活をやる人々は元々もっているバイタリティが高いのですが、それが更に鍛えられるので、部活を頑張りつつ勉強も恋愛もバイトも趣味も・・・ってできちゃうんですね。

 

それよか、部活で得た情報やコネなどを使って、効率よく生きていけるさえあります。

 

これ。

 

夜間当直で酔っ払いの相手をするとき、部活でバカみたいに飲んで介抱したりされたりの経験が活きました。医学生はどんどん飲んで騒げばいいと思うよ。学生のうちに。

 

「部活やってない」「途中でやめた」などの情報があると(ちょっと変わった子なのかな)という烙印を押されます。私は押します。この情報に加えて院内実習中に「時間を守らない」「患者にタメ口」などといったエピソードがあれば、それなりの対応とする十分な理由となりえます。

 

 

 

大学の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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minorincidents.tokyo

 

 

ただ、「言われたことしかできない」と悲観的になりすぎなくてもよくて、

 

「言われたことはできる」のであれば、深い教育を受けながら修練できる施設で働いているうちにいつか一級品になれるだろう。

 

「言われたことをできない」だとつらい思いをし、「言われてないことをやる」だと環境によっては取り返しがつかなくなる。

 

言われなくてもできる
言われてないのにやってしまう
できるので言われない
できなさすぎるから言われない

 

さぁ私たちはどれ!?(; ・`д・´)

 

 

 

医局に入る?入らない?

部活をどこに過ごしたかのノウハウは、医局選びにも役立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 怖くて泣いちゃった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

www.youtube.com

 

 

 

自分は医局賛成派です。

 

勝手に階段を上らせてくれるし、どこへいっても医局という下駄があるのでコミュ力の乏しい自分には合ってるなと思いました。

 

事務所類の手続きがほんっとうに苦手なので秘書さんに任せられるのも楽でヨシ! ずっといようとは思わないけど。

 

 

フリーランスで生きていけるか

 

外科を辞めたくなったこともあると書かれてて、しっかりメンブレしてるんだと思った。海外留学の話は興味ないのでスルーしました。

 

メタ的な感想としては、構成まで練られてないなと感じた。話があっちこっちへ飛びとにかく読みにくい。気になる方は講演会だと思って読みましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

執着に終着は訪れない

 

 

 

 

 

 

 

www.m3.com

 

記事をまとめていて、結局「~~のデメリットを避けるために部活に入ったほうがいい」といった消極的な賛成なニュアンスになってしまったなと反省です。

 

「やっていてよかった」って部分はきっと今特に悩んでいない部分で恩恵を受けているだろうので、言語化しにくいんですよね。

 

職場でもネットでも特に大きな炎上をせずに今まで生きてこれてるのが、私が部活に入ってよかった理由なのかもしれません。

 

ってね。

 

2021/11/11 約16100字

 

 

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