レビューブックマイナーを買い替えました。ひととおり通読し、書き込みを移し終えたので感想を適当に。
今回買ったのがこちら。第7版。

医師国家試験のためのレビューブック・マイナー2017-2018
- 作者: 国試対策問題編集委員会
- 出版社/メーカー: メディックメディア
- 発売日: 2016/10/04
- メディア: 単行本
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4年生のときに買ったのがこちら。第5版。
2年ごと、秋頃に改定されるようですね。イヤーノートにはマイナー科が載ってないので、よほどのことがない限り国試に向けた必携アイテムとなります。
CBTの前に用意する人も多いと思うので、少なくとも1版、4年の春頃に用意した人にとっては2版の改定がされることになります。
となると、買い換えるかどうか悩むラインですよね。
2版の改定を比べた自分の意見は、迷わず買い換えるべし です。
当然ですが最新の国試が反映されるわけで、赤字や下線部、メシュラン(☆)の変更があります。古い出題の下線部は撤廃された代わりに、赤字部分がかなり増えていました。
また、最近の国試で出題されたマイナーのマイナーな知識もそのまんま項目に追加されてるので、回数別の復習にもうってつけです。
あとは、平成30年度から国試出題基準が変わるようで、聞き馴染みのない言葉も増えていました。年々覚えなきゃいけないことが増えてきますね…笑 早いうちに医師免許とっておきたいものです。
科目別の感想
眼科
・かなりの画像が新しいものに差し替えられている。解像度も上がった。
・ちょこちょこ単語が専門的に更新されている。
耳鼻咽喉科
・それほど変更点は無し?
・耳垢塞栓ってそれ疾患か?笑
整形外科
・それほど変更点は無し?
・靭帯を様々な方向からみたイラストがありがたい
精神科
・DSM-ⅣからDSM-5の改定が反映されていて、分類が変わったものが多い。
・心理精神機能検査の表やイラストが追加されていてわかりやすい。
皮膚科
・それほど変更点は無し?
泌尿器科
・ESWLについての項目が充実した。
放射線科
・全くの別物。国試に問われないからか消えた項目も多い。
・CTやMRIの仕組みもイラスト付きで解説されている。
・画像が増え、所見も併せて記載されているからすごくわかりやすい。
全体を通しての感想
・目次ページにも科目インデックスがついたのでシールを貼りやすい。
・改行や内容の移し替えがあり、疾患ごとのまとまりがスッキリした。
・表紙裏の素材がツルツルじゃなくてザラザラした感じになった。
・難読漢字や英語にフリガナがふられてある。
具体的にいうと、各疾患について箇条書きされてるなか、一項目だけ次のページに配置される、みたいな場面が少なくなりました(まだ残ってはいる)。
こういうちょっとした途切れがあると、ページをめくってる間に「あれこれなんの疾患だっけ?」と忘れちゃうことがあるんですよね。僕はあります。
時間がないときのパラ見でも見落としも減りますし、教材としてまとまった印象です。目次の部分も地味ながら快適になりました。フリガナは実習のときに助かります。素材感は個人的に好み。
こんな感じで、買い替えてよかったと思います。2版の改定、4年分の内容の更新はもちろん、細かい部分での使い勝手のよさも魅力的です。
下の学年の人は買い換えること前提で用意することをおすすめします。古い情報に価値はないわけですし、古本屋に売ることや後輩に譲ることを考えずガンガン使い古していくのがオススメでしょう!
1版前のを使っている5年生の方は、買い換えるかどうかご自分でご考えください!
以上、なにかの参考になれば。
2019.04.09 編集 かたぐら子 (@cat1021gla) | Twitter 約1600字